Yuuri Kabata椛田 有理
Profileプロフィール

Yuuri Kabata 椛田 有理 美術家
1982年生まれ。ストロークやパターンを独自のシステムで反復させることで平面を覆っていく作品を制作。主に対話による共作を軸に、東日本大震災をテーマにした作品《現(うつつ)に奇(く)しく》(2012年)や、2024年の大地の芸術祭では豪雪を文学的に描いた《空知らぬ雪》などを発表。アートトレースギャラリー(東京)やギャラリーヴァルール(愛知)、インスティンク(シンガポール)など国内外で発表を続けており、媒材や文脈との関係性を探る対話的制作が特徴である。姉の椛田ちひろと組み姉妹作家としても活動している。
Artworks展示作品

Simulacra
- 素材・技法
- キャンバス、アクリル絵具
- サイズ
- 各 W1360×H700×D60mm
- 展示エリア
- フォーシーズン・ダイニングルーム
<作家より>
山の稜線や海岸線、貝や蜂の巣の模様、あるいは蟻の行動パターン。シンプルな法則が幾重にも反復し、干渉し合うことで複雑さを形成してきたこの世界は自己相似性に溢れている。どこへ行っても反復の箱庭の上で踊っているに過ぎないのなら、世界を形成し、踊らせる事もまた可能なのではないか。そうして、制作は作品を創り上げる核となる法則を生み出すところから始まる。与えた法則に基づいて繰り返される描画は、よせては返す波のようにシンプルで複雑な図像を生成する。
