Tarouemon Nakazato十四代 中里 太郎右衛門

Profileプロフィール

十四代 中里 太郎右衛門 / Tarouemon Nakazato

Tarouemon Nakazato 十四代 中里 太郎右衛門 陶芸家

1990年第22回日展特選受賞。1990年佐賀県展県知事賞・永竹威賞受賞。1991年佐賀新聞社文化奨励賞受賞。1992年日工会展日工会会員賞受賞。2000年佐賀銀行文化財団新人賞受賞、アジア工芸展文部大臣賞受賞。2011年紺綬褒章受章。中国古典に基づいた「掻落し」に加え、叩き、朝鮮唐津、粉引等の作風を展開しており、井戸茶盌には特に強いこだわりを持って取り組んでいる。唐津焼のリーダーとして、後進育成や地域文化貢献にも尽力している。

Interviewインタビュー

(今作は)私が襲名前からテーマにしています、植物の葉っぱをテーマにしようかなと。また、伝統的な技法と、「掻落し」という中国に源流がある技法、その両方できたらいいかなと思っていましたね。
「掻落し」は、中国の湖北省 磁州窯に約1000年前からある技法です。(器を成形後)白い土を塗って、完全に乾かないうちに茶色い鉄絵の具を塗って描き、乾いてから竹べらで線彫りをしていく。黒い部分だけを剥ぎ取って、白い部分は残していく技法です。
唐津焼は変化するんですよ。使い手によって変化の仕方が違ってくるのが特徴です。土も白かったのが真っ黒になったりしますからね。「海彦」の所は皿だけですけど、(船内には)いろんな作家がいろんなものを作っている。乗船いただいた方々に見ていただいて、唐津焼とはどういうものなのか、十四代としてはどういうものを作り、取り組んでいるかを知っていただければと思いますね。
いつも思うんですけれども、技術はたくさんあるんですよ。だけど一番大事なことは、心の置き所。最高に気持ちを込めて、いいものを作ろうと。見ていただいた方に、感動をしていただけるようなものを作っていきたい。これがいつも目標ですね。

Artworks展示作品

⑴絵唐津葉文皿
⑹唐津白地黒掻落し葉文皿
⑺唐津白地黒掻落し葉文皿

⑴絵唐津葉文皿
⑹唐津白地黒掻落し葉文皿
⑺唐津白地黒掻落し葉文皿

常設 工芸
素材・技法
陶器
サイズ
各 W300×H360×D37mm
展示エリア
海彦

<作家より>
3点ともに同じモチーフで制作しました。十四代太郎右衛門らしさである「白地黒掻落し」と、唐津の伝統技法である「絵唐津」で、工房に生息しているシロダモの葉を表現しました。

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