Masumi Nakaoka中岡 真珠美

Profileプロフィール

中岡 真珠美 / Masumi Nakaoka

Masumi Nakaoka 中岡 真珠美 画家

1978年京都府生まれ。2002年京都市立芸術大学美術科卒業。2004年同大学大学院美術研究科修了。描く対象となる風景を写真におさめ、その景色そのものを描くのではなく、何度も通りすぎて反覆するイメージをとらえなおすことで、不定形な新たな輪郭を描いていく。描かれる対象は、色彩やメディウム(絵具の補助剤)の構成に置き換えられることで物質感を失いながらも、見る人に記憶のどこかにある風景を思い起こさせる。カシュー(樹脂塗料)を用いた平面の質感も含めて、独特な平面作品を構成している。最近は山間の廃屋や皇居前の松原などをモチーフとして取り上げ、浅い遠近感を創出すべく、視点を定めた画面の分割、構成や、多視点から描くことで対象に近づくなどの手法を取り入れている。海外でのレジデンスも含め活動の幅を広げている。

Artworks展示作品

The Passage

The Passage

常設 絵画
素材・技法
キャンバス、油彩、アクリル絵具
サイズ
各 W1360×H610×D60mm
展示エリア
フォーシーズン・ダイニングルーム

絵を見た際、鑑賞者がそれぞれイメージを紡ぐための余白のある表現を目指している。本作は、見る人の経験、見た時刻、その時の気分によって、晴れや曇り、一瞬差し込む光など、その時々で異なる光を感じられるような風景を描いている。絵巻物のように右から左、左から右に視点をスライドすることで、目で散歩をしているような画面空間を狙った作品。タイトルの「passage」はそうした時間の経過、推移を表している。

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