耀光耀瑛(ようこうようえい)

常設 工芸
耀光耀瑛(ようこうようえい)
素材・技法
蒔絵・螺鈿
サイズ
W3000×H9000mm
展示エリア
アスカプラザ

未来に輝き進むという願いが込められた大作。高さ約9m、幅3mの大壁面に、天空から燦めき注ぐ光と、海面に映り込み透明感のある光の情景を蒔絵螺鈿技法により描き上げた。「耀光」を表す上部は、背景に金箔を貼り、その上に注ぐ光を蒔絵螺鈿技法で描いている。さらに、細かく不規則に割った白蝶貝や蒔絵筆で1本1本描いた光、放射状に蒔いた金砂子などで、複雑に重なり合った光の広がりを表現。一方「耀瑛」を表す下部には、黒漆面に夜光貝を細長く切り並べるなどした後、塗り込みを重ね、研ぎ出し、艶を上げて仕上げている。

Profileプロフィール

室瀬 和美 / Kazumi Murose

Kazumi Murose 室瀬 和美 漆芸家、人間国宝「蒔絵」

1950年東京都生まれ。1975年冬華文蒔絵飾箱 第22回日本伝統工芸展初入選。1976年東京藝術大学大学院美術研究科漆芸専攻修了。2008年重要無形文化財「蒔絵」保持者(人間国宝)に認定、紫綬褒章受章。2014年「人間国宝の現在(いま)」展出品(東京国立博物館平成館)、2017年ロンドン・在英国日本大使館にて個展開催。同年、バルセロナデザイン美術館にて講演を行う。2019年MOA美術館特集陳列「人間国宝 室瀬和美の世界」、2020年「工藝2020—自然と美のかたち—」展出品(東京国立博物館表慶館)、2022年「ホモ・ファーベル」展出品(ヴェネツィア)。2021年旭日小綬章受章。2024年選定保存技術「漆工品修理」保持者に認定。

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