Reiji Hiramatsu平松 礼二
Profileプロフィール

Reiji Hiramatsu 平松 礼二 日本画家
1941年東京都生まれ。1965年愛知大学卒業。1989年、山種美術館賞展大賞受賞。2000年より11年間「文藝春秋」の表紙画担当。2006年、町立湯河原美術館に平松礼二館が開館。2013年、フランス公立ジヴェルニー印象派美術館が、「平松礼ニ・睡蓮の池 モネヘのオマージュ」展を開催。2015年、MOA美術館における「燕子花と紅白梅 光琳アート 光琳と現代美術」展に招待出品。2019年3月、ゆりかもめ新橋駅コンコースに大型ステンドグラス完成(原画・監修)。2021年フランス芸術文化勲章シュヴァリエ受章。輝く絢爛豪華な装飾的画面と、静寂で宗教性に満ちた精神的画面を創出。日本画の可能性を追求する大胆で斬新な試みに、精力的なアプローチを続けている。
Interviewインタビュー
1995年に結婚して銀婚式を迎えるにあたり、何か記念に残るものと、もう一つはスケッチもしたいな、という思いがあって、そんな中、ふと目についたのが新聞広告で、「飛鳥」憧れのクルーズってあったんですよ。それを見てほぼ即断で、これ行こうって決めて。日本をぐるっと1周回って本当に生涯記念になるような経験があったんです。
「飛鳥Ⅲ」のお話をいただいてからね、その時の1日1日を鮮明に覚えてるもんだなと思いましてね。朝昼晩、雨の日、晴れた日、いろいろな情景が頭にあるので参考にしつつ。本当に自分が楽しかった思い出を、この制作の中に込められたらいいなと思いました。
一つひとつの国には、独自の文化性の高い芸だとか音楽だとかがあると思いますけれども、別に無理してその固定的なものを僕は表現するだけじゃなくて。できるだけ古き良きものは残していきたいと思うので、手法はやはり古い伝統的な描き方をしているかもしれません。でも見ていただく感覚は、現代と同じような目で見ていただければいいのかなって。
食事だとか音楽だとか演劇を楽しんで、ふと気づいた時に、私や他の仲間の絵画が一緒に夢の旅に出てるんだよってことを見つけてくだされば、とてもうれしいと思いますね。
Artworks展示作品

モネの池・蝶々
- 素材・技法
- 麻紙、岩絵具
- サイズ
- W2610×H2200×D20mm
- 展示エリア
- ノブレス
1995年からモネの作品群に多大な影響を受け、日本の自然美と精神性を日本画の伝統技法を用いて再構築し、印象派や西洋美術と響き合わせることで、東西の美をつなぐ日欧美術の往還を体現している。かつて印象派が日本美術(浮世絵・琳派など)から受けた影響(ジャポニスム)を、日本画家平松礼二は検証し、モネや印象派の作家たちの光の瞬間性(瞬間の印象)に対し、「持続する光」「永遠の時間」を描く。印象派を日本的時間感覚(無常・悠久)で読み替え、風景に「記憶」「祈り」「無常観」を織り込むことで、西洋的な写実の「風景画」ではなく東洋的な「心象風景」としている。2021年にフランス芸術文化勲章シュヴァリエを受章したことは、作品だけでなく「文化の橋渡し(往還)」というコンセプトも高く評価された結果である。

ジャポニスム・睡蓮 / ノルマンディ 冬の池
- 素材・技法
- 麻紙、岩絵具
- サイズ
- 各 W1310×H1040×D67mm
- 展示エリア
- ノブレス

大洋と花不二
- 素材・技法
- 麻紙、岩絵具
- サイズ
- W2160×H1040×D67mm
- 展示エリア
- ノブレス

鳥の声
- 素材・技法
- 麻紙、岩絵具
- サイズ
- W1158×H1158×D70mm
- 展示エリア
- 客室、ロイヤルペントハウス

池に浮かぶ紅葉
- 素材・技法
- 麻紙、岩絵具
- サイズ
- W1460×H660×D65mm
- 展示エリア
- 客室、ロイヤルペントハウス

秋の夕に
- 素材・技法
- 麻紙、岩絵具
- サイズ
- W1460×H660×D65mm
- 展示エリア
- 客室、ロイヤルペントハウス

春の海を行く
- 素材・技法
- 麻紙、岩絵具
- サイズ
- W1158×H1158×D70mm
- 展示エリア
- 客室、ロイヤルペントハウス

湯河原梅林
- 素材・技法
- 麻紙、岩絵具
- サイズ
- W1460×H660×D65mm
- 展示エリア
- 客室、ロイヤルペントハウス

池の風
- 素材・技法
- 麻紙、岩絵具
- サイズ
- W1460×H660×D65mm
- 展示エリア
- 客室、ロイヤルペントハウス

「春の光・鯉」 ほか
- 展示エリア
- 階段
