Osamu Mizuyachi水谷内 修
Profileプロフィール

Osamu Mizuyachi 水谷内 修 漆芸家
1969年石川県生まれ。1989年石川県立輪島漆芸技術研修所専修科卒業。沈金の人間国宝・山岸一男氏に師事。1992年石川県立輪島漆芸技術研修所沈金科卒業。1996年石川県現代美術展初入選。以降、さまざまな展覧会に入選。2001年第42回石川の伝統工芸展 石川県知事賞。2008年第55回日本伝統工芸展日本工芸会奨励賞。2023年第40回日本伝統漆芸展 文部科学大臣賞。
Interviewインタビュー
(普段の作品は)手の内に入るような箱物が今までは多かったんです。(大作への参加は)本当に驚きました。全く経験のないことなので。沈金の長い線とかも、ほとんど経験のない線なので、最初は正直戸惑いましたし、こんなすごいものがあるのかと驚きました。
能登は日本海に突き出た半島なので、(海は)日常的にあることで、多くの恵みもいただいていますし、生命の源でもありますし。(今作は)世界に広がっていくような、世界に繋がっているような海なので、そういう思いも作品にうまく表現できればなっていうのがありました。海の表情は、いろいろな時間によって、時期によって、季節によっても違いますし、そこを(室瀬和美先生が)図案でうまく表現されていますので、それを大事にしながら彫れればいいかなと。
沈金は彫りによって模様が浮き上がってくるんですけども、彫る方向とか深さとかによって、金を入れた時の発色がすごく変化するので、金を入れた時の彫り具合の見え方をいろいろ試行錯誤というか、考えながらやっていました。
《海游》 は、多くの方が携わって、漆の魅力が最大限に引き出されていると思います。この作品を通して、日本の伝統の工芸に関心を寄せていただければうれしいです。
Artworks展示作品

海游
- 素材・技法
- 螺鈿、蒟醤(きんま)、蒔絵、沈金
- 展示エリア
- 海彦
原画・監修は室瀬和美氏、沈金技術指導に山岸一男氏を迎えて制作された。水谷内は沈金を担当している。
