Sohey Iwata岩田 壮平
Profileプロフィール

Sohey Iwata 岩田 壮平 日本画家
1978年愛知県生まれ。1981年に華道池坊流に入門し、1995年まで修行を積む。1998年には臥龍桜日本画大賞展に出展し、1999年には第34回日春展で初入選を果たす。2000年に金沢美術工芸大学美術工芸学部日本画専攻を卒業し、卒業制作は大学に買い上げられた。翌2001年には第33回日展に初入選。2002年には同大学大学院美術工芸研究科日本画専攻修士課程を修了し、土屋禮一氏に師事した。全身を使い、天然の情緒を素直に表現することを大切にしており、未来と過去とは異なる新たな自然の姿を描き続けている。
Interviewインタビュー
最初は直感的にきれいなものという認識で(花が)好きだったと思うんですけれども、絵を描くようになって、花がただきれいなだけではない、いろんな意味が込められていて。もともと花は、虫が来て受粉して次の世代に残すための姿であるわけで、人間で置き換えると男女の仲だったりするわけです。だからそこには、うれしいこともあればドロドロとしたこともあったりということを考えますよね。
日本画は、今は人工の顔料も多いですけれど、天然の顔料が初めであって。洋画と違って寝かせて描く時間が多かったりするんで、そういった素材を、絵を描く過程で重力に従って、大地に戻すような感覚のある描き方なわけです。重力とか大気とか、どこか神様の力みたいなところとの共同作業で仕上げていく。それが自分の絵なのかなと考えております。
(「飛鳥Ⅲ」は)乗ってこられる方も日本の方が多く、もう日本が動いていくようなものですよね。日本の作家の作品が並んでいて、乗ってくる方々も含めて一つの作品であるというか。日本人ということの尊厳だとかポリシーだとかを持って世界に旅立っていく感覚というのは、それってこちらからお願いみたいな話じゃないですけど、そういう気持ちがあったら素晴らしいなと思いますよね。
Artworks展示作品

flower
- 素材・技法
- 和紙、岩絵具、膠、パネル
- 展示エリア
- ビスタラウンジ前、11デッキ前方
花を題材に命の循環を描く。琳派の「たらしこみ」技法を継承しつつ、大気や重力と共に生命の流れを画面に刻むその手法は、自然との共同作業そのものである。初挑戦の船上展示に向けて、作家は「日本文化を載せて世界へ旅立つ」船に作品を託した。水平線を眺めながら、鑑賞者が自らのルーツや日本の美意識に思いを馳せることを願っている。

Fami03 / amaryllis / 都波喜 / 絲喜久
- 素材・技法
- インクジェットプリント
- 展示エリア
- アンカーバー
岩田壮平氏の作品から制作した版画4点を展示。(画像は「都波喜」)
