Shinpei Matsuzaki松崎 森平
Profileプロフィール

Shinpei Matsuzaki 松崎 森平 漆芸家
1981年東京都生まれ。2007年東京藝術大学大学院美術研究科漆芸専攻 修了。
2009年東日本伝統工芸展 山種美術館賞受賞(奨励賞2013、2019、根津美術館館長賞2015)。2010年日本伝統工芸展 日本工芸会奨励賞受賞。2024年日本伝統工芸展 朝日新聞社賞受賞。蒔絵螺鈿の装飾技法は小椋範彦氏に師事し、伏彩色技法を研究。現在は螺鈿技法の研究を深めるため、夜光貝の原産地である沖縄県で制作を行っている。
Interviewインタビュー
(合作の)大きなコンセプトが海で、素材にあった海のイメージをデザインしていく中で、沖縄で育まれてきた螺鈿の文化を意識しながら、少し新しいイメージで元気のある海の波を表現したいなと思って。自然の表情を観察して、そこから得られたパワーとかエネルギーを、おもむくままに点(貝)を動かして表現できるような。海・波だけではなくて、海からくる風みたいなものもあわせて、沖縄に住んで感じているエネルギーが表現できればなと思って貝を置いていっている感じです。
あと自分だけで完結しないように。これから真ん中に大きな沈金だったり、蒔絵が来て作品が成立する。自分の思いもちゃんと主張するけれども、バランスを取るじゃないですけれど、その辺を気を付けながら作品作りに向き合うのも初めてで、すごく面白い経験だなと思って楽しんでおります。それぞれの作品が繋ぎ合わさった時に見えてくるものは、多分想像しきれないエネルギーが融合していくと思うので、そこはすごく楽しみです。
一番見てもらいたいのは、貝が持っている自然の色味と、私自身が着色したり表現した海のいろいろな色に光っている色です。そういった表現した色が、楽しんでもらえるとうれしいです。
Artworks展示作品

海游
- 素材・技法
- 螺鈿、蒟醤(きんま)、蒔絵、沈金
- 展示エリア
- 海彦
原画・監修は室瀬和美氏、沈金技術指導に山岸一男氏を迎えて制作された。松崎は螺鈿を担当している。
